国母氏の大麻使用を擁護する人たち
スポーツ選手の国母氏が大麻所持で起訴されましたが、国母氏は14歳の頃から大麻をやっていたのだとか。常習で大麻に依存していたと言っていいでしょうね。
尚、被告は「英語がわからないので使い始めた」などと意味不明な供述をしているとのこと。
上記ツイートに対して「ストレスが溜まったのだからしょうがない。背景を考慮するべき」とのツイートがたくさん届いたそうですが、擁護の意味がわかりません。
仮に14歳の少年時点では海外生活でのストレスがたくさんかかったのだとしても、31歳までなぜ使い続ける必要があるのでしょうか?
奥さんからも「大麻をやめて欲しい」と言われていたにも関わらず、日本では違法な大麻を所持していたのは本人の責任です。結果的に妻子に迷惑をかけています。
「ストレスがかかっていたから大麻を使ってしまった」は単なる言い訳とは思いませんか?
カルロス・ゴーンが国外逃亡した際も「日本の司法に問題があるのだから、逃げるのは仕方がない」とゴーンの行為を正当化する人がたくさんいましたが、あれも単なる言い訳だとなぜ思わないのでしょうか?ゴーンは不当に拘束されたとか自由がなかったとか言っていますが、ちゃんと弁護人が付き保釈も認められています。国外逃亡までは正当化できませんよ。
海外では大麻は合法、という理屈について
この方は弁護士さんだそうです。大麻は世界的に合法化しているのにとのことですが
こ こ は 日 本 だ
と強く言っておきます。
確かに最近では2018年、カナダで大麻が大麻が合法化されました。
しかし、背景にはカナダ国民の4割がマリファナを経験している薬物汚染の実態があり取り締まりが追い付かず、非合法でこそこそ薬物を使用されるよりは規制の元で使用してもらった方がまだましという苦肉の策をとったに過ぎません。
カナダは同時に未成年の大麻使用については取り締まりの対象として、薬物の影響の大きい年齢層については大麻から保護しようとしています。
日本では他国と比べ薬物の取り締まりに成功しており、カナダとは背景がまったく違います。カナダでも薬物の取り締まりに成功していれば合法化しようなどとは思わなかったでしょう。
背景を無視して「他国で認められたのだから日本でも認めよう」などという安易な理屈は言わないでもらいたい。また「日本はガラパゴス」などと言いますが、なぜ他国に合わせないことを悪いことのように言うのでしょうか。日本を見下しているだけではありませんか?
大麻の害は少ない、という人へ
大麻のことを批判するとすぐに「大麻は依存性が少ない」「大麻の害はタバコより少ない」と反論する人がいます。
ですが、研究で判明している範囲では大麻の害は少ないとは言いきれないようです。
依存性についてですが、確かに依存症になる人はタバコより少ないとされていますがそれでも9%の人は依存症になるとされています。
大麻を使用すると統合失調症などの発症を早めます。
デンマークで行われた調査では大麻使用者は統合失調症のリスクが5倍程にもなるとの報告があります。これは統合失調症リスクの高い人が大麻などの薬物に手をつけやすいからではないかという疑問も呈されており、正確にはわかりませんが、大麻と統合失調症は無関係とは言えないでしょう。
ここまで調べた情報によると、大麻は精神疾患、脳卒中、心疾患、糖尿病のリスクを高めるなど健康への悪影響があるとのことです。
せっかく日本は大麻の取締り他国より上手くいっているのだから、他国の後追いをする必要はありません。
言うまでもないことですが、日本では大麻は違法です。他国では合法だとかそんな話は関係ありません。大麻には絶対に手を出さないようにしましょう。
コメント