木下医師のパワハラ問題は被害者が音声を録音しており、木下医師も「私の音声で間違いありません」と事実を一部認めているようです。
冒頭の記事にあるように、過去の判例などから盗聴などの非合法な手段や録音が禁止されていない場所での音声データは証拠として有効です。
パワハラやモラハラを立証するには被害を受けた側が証拠を提示しなければなりません。
日記や病院での診断書も有力な証拠になりますが、診断書があったとしても加害者の言動によってうつや適応障害などの病気になったという因果関係を証明しなければならないので、証拠集めは手間がかかります。
職場や家庭でのモラハラやパワハラの被害を証明するには、録音が特に有効な手段だと思います。
どうやって相手に気づかれずに録音するのか
録音をするためにICレコーダーを購入するという手段もありますが、お金がかかります。
家庭でのモラハラなどの場合、ICレコーダーを操作しているところが見つかると怪しまれるので、今回はスマホを使った録音の方法を紹介します。
手順1:スマホにレコーダーアプリをダウンロードする
まずはスマホに録音用アプリを入れてください。いくつもあると思いますが、自分が使いやすいものを選んでおけば大丈夫です。
ちなみに私は「ボイスレコーダー」というアプリを使っています。
手順2:パスワードやパターンを設定して画面にロックをかける
スマホには画面ロック機能を利用して、パスワードやパターン入力を行わないと操作ができないように設定しておいてください。
録音による証拠集めをするしないに関わらず、スマホにはロックがかかるようにした方がいいです。
落とした時に他人に拾われて個人情報を見られてしまう可能性もありますし、用心のために必ずロック機能を使うようにしましょう。
手順3:スマホの録音アプリを起動し、録音状態で画面を閉じる
まず録音アプリを開いて、録音ボタンを押しましょう。そして録音状態のまま、スマホの電源ボタンを操作していったん画面を落とします。
そうすると傍目には一見何も映っていないスマホがあるように見えるだけですが、実はその状態でも録音は継続されています。
録音が終わったら相手から離れて画面ロックを解除し、録音終了のボタンを押すだけになります。
録音中は念のためスマホを身につけておいて、相手の音声がしっかり入るようにしましょう。
万が一スマホを見られても、画面ロックを解除しなければただスマホがあるだけにしか見えないので相手に気づかれにくいです。
スマホのアプリもバックグラウンドで他の画面にしながら録音をすることができますが、ロックもかけておいた方がより安全です。
注意事項:録音は絶対に相手に気づかれないこと
ここまでやっても注意を怠ると気づかれる可能性もあります。また録音する方法も一つではないので、上手くいかない場合は他の方法を考えるしかありません。
いずれにせよ、相手には絶対に気づかれないように注意が必要です。
職場で録音していることがばれた場合は立場が危うくなることもありえますし、家庭でばれた場合は加害者からの攻撃がより強くなる可能性が高いです。
他の証拠集めもそうですが、相手に気づかれないように細心の注意を払う必要があります。
リスクをとって証拠集めをするのですから、やるなら徹底的にやりましょう。
いざという時に自分を守るためにもなります。
私も家庭で夫婦喧嘩になった時に、相手の暴言や怒鳴り声を録音しておいたことがあります。その場に居合わせた相手方の親から、後日「あなたは怒鳴って、暴言を浴びせた。こちらからは怒鳴っていない」などという嘘を平然と言われましたが、こちらは録音を残しておいたので加害者扱いされずに済みました。
自分の身を守れてよかった、とほっとしたのと同時に、モラハラ加害者やその親族は平然と嘘をついて相手を貶めてくるのだなということがわかってゾッとしました。
皆さんも不当な被害に会わないように自分の身はしっかり守りましょう。
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