みなさんこんにちは。いつもありがとうございます。
車椅子での対応無理強いの人が、過去のブログ記事をいっぱい消していました。
姑息なことだと思います。
中には障害のサービスを受給する際、あれはできないこれもできないと嘘をついて申請したことをほのめかす内容もあったとのことです。詳細が気になりますね。
また、デンマークにも留学経験があり、デンマークの福祉を絶賛していたようですが、違和感があります。
ここはデンマークではありませんし、グルントヴィ(デンマークの教育家、政治家。カツ丼が好きだったかどうかは調べてもわかりませんでした)もいません。
日本も福祉を拡充するにあたり、他国の例から大いに学ぶところがあるかもしれません。しかし、単純に他国がやっているから日本でもやれというのは違うでしょう。
「アメリカでは障害者が利用可能か事前連絡するとかえって怒られる」→だから何?
車椅子対応無理強いの人を擁護する意見で「アメリカに住んでるが、アメリカでは店を利用する時に事前に対応可能かどうか確認の連絡をすると、かえって怒られてしまう」といったものがありました。
アメリカ(の一部)ではそうなのですね。
ですが、アメリカでそうだからという話を聞かされても何も感じません。
ですが、普通に考えて車椅子の方が飲食店を利用しようとしても、お店側にはできることできないことがあるはずです。
段差のある店だって普通にあります。電動車椅子ともなれば重いので、急に車椅子でおしかけて対応してくれと言ったところで無理な店があったとしても仕方がないでしょう。そういう事情があれば事前に連絡するのは相手への気遣いという意味でも必要ではないでしょうか。
五体満足な私の傲慢な発想かもしれませんが、いきなり車椅子で店におしかけて、対応を断られたからと言ってTwitterで晒すのは違います。
ここは日本です。相手の事情を斟酌する、忖度するのが日本の文化なら、私達は日本人らしくそうしていればいいのではないでしょうか?
そもそも、公的医療保険が脆弱なアメリカの素晴らしいところだけ挙げられても私の心には響かない。
北欧でも車椅子の鉄道利用には事前申請が必要です
福祉が進んでいるとして有名な北欧諸国でも、車椅子ユーザーが鉄道を利用する時は事前に申請が必要だそうです。
車椅子対応無理強いの本人はデンマークは素晴らしいと、デンマークではできないことを助けてもらって当たり前の社会だと褒めていますが、デンマークでもできないことはあるんじゃないでしょうか?
他国のことになると、ちょっと滞在_だけでその国の事をわかったつもりになる人が多い。
他にも他国の事例だと、パリやロンドンでは駅にエレベーターがないなんて事も普通にあるそうです。
それから比べると、日本では地方都市は無理にしても駅のエレベーター設置がずいぶん進んでいるように思えます。
詳細は詳しい研究論文等を参照するべきだと思いますが、さしあたり今はこの程度の海外在住者の意見とさせてください。
日本の福祉だってまだまだこれからな面はあるでしょう。
しかし他国だって出来てるところ出来てないところがあるのではないですか?
他国スゴい!日本ダメ!みたいなナイーブな意見は、他国のいいところ悪いところをちゃんと分析してないんじゃないでしょうか。
不快なので端的にだけ述べておきます。
ここはデンマークではありません。日本です。
以上
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