『感謝』

社会

他の人が自分でできる事を、誰かに助けてもらわないと出来なかったり、出来なくなってしまったら、悲しいでしょう。

人に迷惑をかけて生きているのではないかと感じて生きるのは辛いでしょう。

「すみません」や「ありがとう」を言うたび、そういう事実と向き合わなければならず、辛いと感じるのも、人間の感覚として、不自然なことではないのでしょう。

私だったら、自分がそうしたくて誰かを助ける時、「申し訳ない」なんて思ってもらわなくてもいい。

助けてもらわないとできないのは悲しいかもしれないけど、私が助けることで悲しい思いなど、申し訳ない思いなど、して欲しくない。

 

感謝をする心の余裕がなければ、感謝だってしなくてもいい。

でも人と人が関わり合って生きるこの世の中にあっては、やはり感謝できないより、できた方がいいと思います。

「やってあげたから感謝をしろ」という心持ちで人を助ける事も、それはそれで違うと思う。

助けられる人は可能であれば助けられずに自分でやりたいと思っているのだから、そういう心情だって考慮する必要があると思います。

人によってはそうは思えないのかもしれないけど、人は自分一人ではできない事があるのだから、助けてもらえばいい。
そして「ありがとう」と言えばいいと思うのです。

助けてもらう人が負い目を持たずに済む社会は、ただの理想論でしかないとしても、バリアフリーや共生の理念の1つとして、目指したっていいんじゃないでしょうか。

動画00:50あたりから、笑顔と感謝について

正体がばれてしまいました

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