【介護】利用者との会話スキルについて

介護

いつもありがとうございます。雪乃です。

Twitterで利用者との会話が続かないと悩んでいる相談員や介護職のツイートが流れてきました。

自分にはもっと雑談力が必要だと語っている方がいましたが、確かに雑談力はあるに越したことがないのかもしれません。会話スキルは社会人として多くの場面で必要になります。

ですが、少し履き違えたような意見もありました。

ある方は、利用者に出身地を聞かれたら、その利用者と同じ出身地だと嘘をつくのだと堂々とツイートしていました。

その方いわく、そうやって親近感をわかせると、気を良くして利用者が自分からいろいろ話してくれるとのことでした。

しかし、そのような場面で嘘をつくのは、個人的に感心出来ませんでした。

同じ○○市出身ですね、と言えば「△△町のあたりはいいね」とか、あそこはずいぶん変わったねとか、そこから話題が深なったりすることもあるでしょう。

そもそも方言が違ったり、その土地の人しか使わない言葉もあります。

適当に表面を作った嘘は、ばれる可能性がありますし、ばれた時はどうなるでしょう?その利用者によりけりだと思いますが、気まずくなるのではないでしょうか?

なので、面談の時にまで、そういう嘘をつくことは私は感心しません。

実際の介護現場では、帰宅願望のある利用者に嘘をついて対応するとかもあります。なので嘘を絶対に悪いとまでは言いませんが、使いどころがあると思います。

ある方が面談で嘘をついて会話を盛り上げて、いろいろな情報を聞き出してますと自慢げに語っていたのは、あまり気分のいいものではありませんでした。話を聞き出すのに、同じ出身地だと嘘をつく必要はないはずです。

嘘をつく必要性のないところは、嘘なしで人と向き合ってこそ、対人援護の仕事ではないかなと思いました。


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