正しい習慣は生活に余裕があればこそ

医療

口の健康のためには毎日の歯磨きをきちんとすること、と何度も書いています。

子供の頃から歯磨き習慣をちゃんと身につけておきたいですよね。

ただ、家庭環境が良くないとそんなことは言ってられないというもっともな話がTwitterで紹介されていました。

実際に介護の仕事をしていても、不健康な生活習慣から病気になってしまった人に多く出会います。

また、金銭管理がしっかりできず生活保護を受けている人もいます。

そういう人に接する介護職も「それは自業自得だろう」と思ってしまうこともあるのではないでしょうか?

私の周りの人にもそういう意識を感じることがありますし、私自身もそうです。

確かに介護職であれば、自立支援として利用者さんに正しい健康習慣を身につけてもらい、自立を援助するという視点も必要なのかもしれません。

でも、どうして利用者さん自身がそのような生活習慣になってしまったのか?と考える想像力は必要です。

お酒が大好きでしょっちゅう路上で飲酒しては救急車で搬送されたり、警察に保護される利用者さんがいます。アルコール依存症ですね。

そんなに人に迷惑をかけてまで飲酒するのはけしからん、と思うのは人としては当然のことだと思います。

ですが、その人がアルコール依存症に至ったのはそれまで過酷な人生経験があったのかもしれませんし、責めるばかりでは解決しないのもまた事実です。

本音はその方の健康のためにもお酒を辞めて頂きたいですけど、それは強制できるものではないし、悩ましいところです。

生活を支援する立場のものとして、出来ることには限界がありますし、難しいものですね。

冒頭のツイートの例で言えば、家庭環境が立ち行かないほど追い込まれている家庭であれば、まずはフッ素を使い子供が健康を損なわないように支援する選択肢がまずは検討されるべきではないでしょうか?

ギャンブル依存症で崩壊しかかっている家庭は、まず家庭に対する支援が行わなければ何事も解決しません。安易にフッ素を使うより、まずは生活習慣の獲得を~というのも正論かもしれませんが、そんな正論を振りかざしたところで、家庭環境が改善されない以上はそんな正論が役に経つとは思えません。まさに強者の理論。

支援者や専門職の考える望ましい生活環境を押し付けるのではなく、まずは緊急避難的にでも子供の口腔環境を改善する対応を行っていく柔軟さが必要とされているのではないか、と思わざるを得ない事例でした。

エルセーヌのエステ体験行ってみた!【画像あり】

ちなみに経済的に困窮している人ほど糖尿病リスクが高いことが知られています。お金がないと手軽にカロリー摂取できるジャンクフードに流れがち。糖尿病になるのは金持ちの自業自得ではなくて、貧しいから不健康な食生活ならざるを得なかったという例もごまんとあります。安易な自己責任論には違和感を感じる毎日です。

ちなみに、歯科医院に通院してフッ素を塗ってもらうより、ドラッグストア気軽に購入できる高濃度フッ素配合の歯みがき粉の方が虫歯予防には効果的なようです。

歯磨きや歯間ブラシの使用を適切に行っても、フッ素がなければ虫歯にはなりやすいです。

1450ppmの高濃度フッ素配合の歯みがき粉が特にオススメです。

薬用シュミテクト デイリーケア 高濃度フッ素配合 知覚過敏予防歯磨き粉(90g)【シュミテクト】価格:436円
(2020/1/25 01:55時点)
感想(27件)

コメント

タイトルとURLをコピーしました