いつもありがとうございます。雪乃です。
この度私は、とある事で多くの方と意見の行き違いを生じさせてしまいました。多くの方から批判意見を頂き、真摯に受け止め、筆を取ります。長くなるかもしれませんが、最後までお付き合いをいただければと思います。
【経緯】
ある事業所の管理者が、このようなことをおっしゃいました。
「入居されている方に、五感を通した刺激を受けていただくのはよいことではないでしょうか?
たこ焼きは、熱い物を楽しんでいただく
熱い焼き芋の皮を剥いて食べることを楽しんでいただく
ビール缶をプシュっと空ける音を楽しんでいただく
五感を味合う醍醐味があってもよいと思います」
以上は要約です。概ねこんな感じです。
浅はかな私は、それができる入居者にはそのように対応しても良いのではと思いました。まあ、正直危険があると言えばあるでしょうが、入居者の残存能力に応じてサービスを提供し、リスクについては、日頃から家族に生活上そうした行為によって、火傷をしたり手を切ってしまうこともあるということを説明すれば、アリだと思います。
そのリスクは受け入れられないとご家族が判断するのであれば差し控えればよい。別に誰彼構わず五感を楽しんで頂こうと押し付けるニュアンスは、提案者の発言にはありません。
しかし、その発言を不快に思った人がいらっしゃるようです。(Yさんとします)
Yさんは言いました。「…で、火傷しました。を家族にどう報告するのかな」
しかし、事前に施設と家族でのコミュニケーションができていたら、報告しにくいことでもなんでもないでしょうに。
「熱い物を召し上がって頂こうとしたら、火傷をされました」と報告するしかないですし、報告するべきことは報告する。ごく当たり前のことでしかありません。
しかし、それを言ってもYさんは納得されません。
以下のようなことをおっしゃいました。
「火傷をしたと報告したら、家族はそれを唯唯諾諾と受け入れないといけないのか!」
いや、家族は黙って施設のやり方を受け入れなければならないなどとは、一言も申し上げておりません。そのようなニュアンスは一切含まれていないと認識していましたが、そこが行き違ってしまったのです。
まるで施設が家族の意向を無視して五感への刺激を与えるような認識をされており、家族は口を出すなと言うのかという反発までされてしまいました。
しかも、Yさんは五感への刺激について、とてもネガティブな印象を持っていることが後に判明しました。
Yさんは言います。「五感への刺激という事は、視覚の刺激からポケモンショック現象で昏倒してしまう可能性だってある!大きな音で難聴になってしまうことだってある!」と主張されます。
元の提案では、ビール缶を空ける音を聞いてもらう程度のことしか言っていないと思うのですが…
どうやらどんな大きな音でも聞かせてやろうとこちらが考えていると思い込まれたようです。そこまでの発想をする人がいるなんて、全くの想定外です。きっとYさんは昏倒したり難聴になるのを恐れて、視覚や聴覚への刺激を徹底的に忌避されているのではないでしょうか。それにしてもYさんの言うことを聞いていたら老人ホームでテレビやラジオをつけたりは一切できませんね(A^_^;
ともあれYさんの誤解を解こうと、精一杯の試みをしました。
【前提条件】とは
しかしYさんとはなかなか話が噛み合いません。Yさんが強い光刺激や大音量という思いもよらない要因を考えておられたので、ある程度仕方がないですが。
Yさんは「あなたは前提条件を理解していない」と言います。
私は「前提条件とはなんですか?」と聞きます。
しかしYさんは「そんなものは遡って読めばわかります」と譲りません。
遡ってもわからない。
Yさんは「前提条件がわかってないから意見がズレてる」「議論したいなら前提条件を理解してから来いを」繰り返します。意地悪な人ですね。
その後のYさんの言動から、
五感への刺激をするという事は、火傷だけではなく昏倒したり難聴になる などの事態が生じうるからそうなった時に誰が責任を負うのか明らかにしなければならないのだ
というものだったようです。難しすぎて私には理解出来ませんでした。どうでもいいけど、これって前提条件ではなく、論点とかYさんが勝手に問題として設定していることですよね笑
飛躍した論理についていけず、私も言葉が強くなり、ブロックされるに至りました。
熱くなった自分を恥じています。
以上が顛末でした。
追記
火傷をした時にどうするのか?などと聞かれて「そうなったら家族に報告する」と伝えたばかりに
家族に報告するだけで火傷をしても何もしない虐待だ
などという意見もあったようです。まさか「家族に報告するまで」と言ったのが、報告するだけで治療等の対応を一切しないとか思われるなんて全くの想定外。
Yさんも利用者を昏倒させたり難聴にさせたりして何も対応せず家族に報告するだけという考え方の持ち主だと思ってるんじゃないでしょうか。そこまで行くともう付き合いきれませんが。
この世の中には日本語が通じない人がいるんだなあと考えさせられた一件です。
それではまたごきげんよう。
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