足りないのは病床だけではない

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みなさんこんにちは、雪乃です。いつも応援ありがとうございます。

本日も、コロナの話題です。

大阪で特に顕著なのですが、重症病床、コロナ受け入れ可能病床の絶対数が足りてません。

感染の勢いを示す実行再生産数が1を切っているので、新規感染者数は今後減っていく可能性がありますが、大阪のコロナ対策本部会議は慎重です。

これまでの感染拡大期と比べ、若年層の感染、重症化が見られていることから、新規感染者が減ってきたとしても、重症病床の逼迫がすぐには解消されないと見込んでいます。

以下、大阪コロナ対策本部会議資料より

朝野座長「大阪府のシミュレーションでは、6月まで重症病床の逼迫が続き、今後もさらなる病床の積み増しも必要な状況。

・集中治療病床は、コロナだけではなく、交通事故などの重篤な外傷や緊急の手術、脳卒中、重症の心臓病などの患者にも必要で、このままでは助かる命も助からなくなる深刻な状況。」

引用 http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38215/00393755/1-4_senmonkaiken0507.pdf

というわけで、蔓延防止策は中途半端なため、さらなる対策が必要で、それぞれの対策の効果を見極めながら次の策を練っていく必要があるという意見が出されています。

そして、これまで病床の不足を指摘してきましたが、事はこれだけでは済まないのかもしれません。

薬剤の不足

人工呼吸器の稼働が増えたため、合わせて使用する薬剤の供給にも支障が出ているようです。これは局所的な話ではなく、日本全体で患者が増えると、より一層深刻化する懸念があります。

人工呼吸器の気管挿管は、そのままだととても患者への負担が大きいので、薬剤で意識レベルを低下させます。その為に必須な薬剤が足りていない。となれば、他の医療にも支障が生じるでしょう。

Twitterでの反応

 

この状況に医療関係者、専門家が危惧を抱いています。

改善を図るには、患者数が減少しなければなりません。

すでに大阪では高齢者施設でクラスターが発生しても入院できないなど、危機的な状況です。この上でなお医療供給体制が危なくなるのは避けたいところです。

一刻も早い収束を願っています。

以上、雪乃でした。


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