みなさんこんにちは、雪乃です。いつも応援ありがとうございます。
今日は京都大学大学院の藤井聡教授の弟子の発言を紹介しますね。
もっとも、この人の事をよく知っているわけではないですが、Facebookで交流していたのですが「コロナなんて大したことない」「コロナに対応するなんて防護服なんていらない」「感染症対策が大変だなんてただの甘えだ。仕事なんだからやるのが当然だ」とまで言われたので。流石に我慢できずに言い合いになってしまいました。(赤字の部分は特に許せない)
そんな彼ですが、相変わらず師匠に倣って「コロナなんかに大騒ぎしなくていい」とのことです。
しきりに「インフルエンザでも年間1万人死ぬ」とか「今までインフルエンザで大勢の人が亡くなっていたのに、社会はそれを受け入れてきたではないか」と述べていました。
確かに私もある程度のリスクは許容するべきだと思いますし、インフルエンザだって怖い病気だとは思っています。
しかし、ここに至って彼は知識の更新が全くできていないように思います。
去年、インフルエンザの感染者数は激減しました。マスク着用、3密の回避、手洗いアルコールなどの手指衛生の実施がかなり効果を奏したのだと思います。
ですがコロナは感染者数が増え、大変な事態になってしまいました。感染対策(自粛以外を含め)を行っているのに、感染者が増え、医療機関でも院内感染が発生し、対策の厄介さを物語っています。
彼はインフルエンザも大変だと言ってますがインフルエンザでICUや病床がいっぱいになったことなんてありましたか?以前も指摘しましたが、コロナはICUの使用に至る確率が高く、滞在期間も長い傾向にあるのです。
確かに死亡率だけを見れば、インフルエンザとそれほどかけ離れてはいないでしょう。
ですが、コロナで重症病床が埋まって救急搬送を受け入れられないとか、がんの手術が先送りされるなんて事は今までなかったでしょう。
そうした事態が生じている事を無視して。致死率、死亡者数だけを比較してインフルエンザと同じ程度の脅威と見做すのは軽率です。
これは師匠も藤井聡も同じなのですが「大したことない病気なのに『コロナ怖いー!』と人々が大騒ぎしている」とコロナの脅威を真剣に考えている人を馬鹿にする態度が、甚だ不愉快です。
ちなみに自粛は不要とか緊急事態宣言に意味がないとか、先走った主張をしていますが、重症病床の逼迫を緩和するには、それなりの時間を要すると見られています。
藤井聡は自粛不要を正当化するために、彼独自の分析を開陳していますが、すでにいろいろと突っ込みが入っていますよ。
上記の分析が詳しいです。皆様の参考になりましたら幸いです。
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