発達障害を理解するための参考書籍5選

今回は発達障害を理解するための入門書に使いやすい本を紹介します。

ADHDや「アスペ」という言葉はよく聞くようになりましたがわかるようでわからないのが発達障害です。

発達障害と言っても症状の表れ方は人それぞれですからね。

一般に言われているように「ミスをしやすい」「空気が読めない」以外に「疲れやすい」「自分の状態が把握できない」などいろいろな困り事があります。

当事者の方もそうでない方も分かりやすく読めそうな書籍を今回はピックアップしました。


5.『発達障害グレーゾーン』

発達障害グレーゾーン [ 姫野 桂 ]

価格:902円
(2019/11/26 12:16時点)
感想(2件)

発達障害は診断する医師によって診断基準にばらつきがあり、困っているのに診断されない人も少なくないです。

この本はそうしたいわゆる発達障害と定型発達の「グレーゾーン」にあたる人にスポットを当てた本です。

グレーゾーンに該当してしまった人にも自助会で悩みを相談できたり、障害福祉の就労サービスを利用できる場合もあります。

また障害があることを隠して働くクローズ就労の方の悩みも紹介されています。

まだまだ発達障害が認知されていないので、グレーゾーンという概念自体が想像つかない人も多いでしょうね。最近の発行ですが話題になったのでぜひおすすめしたいです。


4.『自閉症スペクトラム障害のある人が才能をいかすための人間関係の10のルール』

自閉症スペクトラム障害のある人が才能をいかすための人間関係10のルール [ テンプル・グランディン ]

価格:3,080円
(2019/11/26 12:28時点)
感想(2件)

アスペルガーの人はどのようにコミュニケーションを図ったらいいのか?を解説する実践的な本です。

少し長文ですが、実践的なコミュニケーションの取り方とその理屈を学びたい人にはオススメです。どちらかというと、当事者向けです。


3.『ボクの彼女は発達障害』

ボクの彼女は発達障害 障害者カップルのドタバタ日記 (学研のヒューマンケアブックス) [ くらげ ]

価格:1,540円
(2019/11/26 15:33時点)
感想(3件)

聴覚障害の彼氏と広汎性発達障害の彼女の毎日を描いたコミックエッセイ。

マンガの部分と文字の部分が交互にあるのでサクサク読んでいくことができます。

彼氏目線で描かれたマンガで、あくまでも彼女の一事例しか知ることはできません。

ですが、発達障害の人が思いもよらないことができなかったり悩んでいたりするのを知ることができます。


2.『大人のADHDワークブック』

大人のADHDワークブック [ ラッセル・A.バークレー ]

価格:2,860円
(2019/11/26 19:12時点)
感想(1件)

この本はADHDについて網羅されています。90以上の項目でADHDの特徴が書かれているので、当事者や家族はもちろん「自分はひょっとしてADHDかも…」と思っている人にもオススメです。

細かく書いてあるのでしっかり知識が身に付きます。


1.『女性のアスペルガー症候群』

女性のアスペルガー症候群 イラスト版 (健康ライブラリー)[本/雑誌] / 宮尾益知/監修

価格:1,430円
(2019/11/26 19:49時点)
感想(0件)

これまでアスペルガー症候群は男性に多く女性に少ないと言われていましたが、実は女性のアスペルガー症候群は目立ちにくいだけだと最近わかってきました。

女性のアスペルガー症候群は程度にもよりますがコミュニケーションがまったくダメというわけではありません。

しかし、表面的な言葉を真に受けやすく悪い男に引っ掛かったり、性被害に遭いやすかったりします。

この本はそんなアスペルガー症候群の女性に合った内容でイラストも多くて読みやすく、日常生活をどう工夫すればいいのかわかりやすく解説しているので当事者にとっては非常にためになると思いますよ。


上に紹介した本は当事者だけではなく、周囲の人も発達障害について理解しやすい内容です。

もしあなたが当事者でなくても身の回りに発達障害でお困りの方がいたらぜひ参考書籍を紐解いてみてくださいね。

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